トッピング、アレンジの多様化が止まらないアイスティーに対し、比較的王道レシピが貫かれてきたアイスコーヒーだが、ここにきてたっぷりの刻みネギをトッピングした「スプリングオニオン(ネギ)コーヒー」が登場し、中国で話題になっている。
中国でのこの奇妙なトレンドは、中国人TikTokerの投稿によって広く知られるようになった。細かく小口切りしたネギがたっぷり入ったカップに氷を入れ、最後にミルクコーヒーを注ぐ。TikTokerは「コーヒーの苦みとネギの辛みが見事に調和してユニークな風味」「見るだけで気分が悪くなる」「健康に良さそう」など様々なネット上のコメントも紹介している。スプリングオニオンコーヒーを販売するカフェの中には長いままのネギを飾りにする店もある。
ネギ入りアイスコーヒーはすでにインドネシアにも広がっている。ジャカルタのPIKとスラバヤにあるカフェ「Brew And Else」は、インドネシアで初めてスプリングオニオンコーヒーを販売し始めたカフェとして知られている。価格は4万5000Rpで、インドネシアでも「生ではなく揚げたネギを使ったら美味しいかも」「何にでもネギが入っている。ネギが入っている料理が嫌いなのに、まさかミルクコーヒーにまで…」など、賑やかな反応が見られている。
