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インドネシアの運転免許証 東南アジア全域で使用可能に 25年6月から

(c) CNN Indonesia

ジャカルタ警視庁は20日、インドネシアの運転免許証(SIM)が2025年6月1日以降、東南アジア全域で使用可能になると発表した。国家警察は、政府が推進するSIMと納税者基本登録番号(NPWP)や健康保険証(BPJS)、住民登録証(KTP)の番号の紐づけ作業に沿って実現させる。

インドネシアのSIMはもともと、1985年に締結された「ASEAN諸国が発行する運転免許証の承認に関する協定」でタイ、マレーシア、ブルネイ、シンガポールで、その後1999年にベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジアでも使用可能になった。しかし、シンガポールでは入国後12カ月間のみ有効で、それ以降はシンガポールの免許の取得を条件としたり、マレーシアでは有効なSIM以外に国際免許を取得しなければならず、国際免許がない場合はマレーシアの運転免許証を申請する必要があるなど、注意点があった。