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通信業界、5G展開に慎重姿勢

(c) TheJakartaPost

インドネシアの主要通信会社は、5G展開を急ぐ必要はないとの見解を示している。現在、国内には5Gの高速接続を必要とするユースケースが少なく、個人および企業からの需要が不足しているためだ。

XLの親会社であるアシアタグループのCEO、ヴィヴェック氏は、「個人ユーザーにとって4Gと5Gの違いはほとんどなく、主な使用用途がソーシャルメディアやビデオストリーミングに限られている。」と述べた。企業市場に目を向けることも考えられるが、中国、韓国、日本を除いて、アジア企業による5G採用のユースケースはほとんどない。

アナリストのジョンフン氏は、「通信会社は現在財政的な課題に直面しており、政府は5Gインフラへの投資を促すために需要を創出する方法を考えるべきだ。」と述べた。