動画配信サイトYouTubeでの「いいね」や「チャンネル登録」増加代行サービスをうたった詐欺が横行している。ジャカルタ首都圏警察は6月25日、詐欺の容疑で47歳男性と29歳女性の2人を逮捕した。2人は西ジャカルタ市チェンカレンで逮捕されたが、首謀者はカンボジアを拠点にしているインドネシア人と分かり、警察が行方を追っている。2人は詐欺で集めたお金を入金する口座の作成や新規携帯電話の調達などこの首謀者から指南された通りに動き、見返りに報酬を得ていた。
警察の調べによると、携帯電話と口座を連携させた後、複数の端末本体をカンボジアに送っていた。被害額は8億ルピアに及ぶ。被害者とはワッツアップで連絡を取り、「いいね」代行サービスに依頼するためにはデポジットが必要だと説明し、入金を促していた。2人の容疑者は国際的なインテリアメーカーにアシスタントとして勤めていた。