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ジョコ大統領の新居の建設が始まる

10月に大統領としての任期が満了する予定のジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領の邸宅の建設が中部ジャワ州カランアニャル県で始まった。

インドネシアの法律によると、前大統領と前副大統領には在職期間に関わらず国がそれぞれに対して住居を無償で供与することになっている。在職時の最後に受けていた報酬と同額の年金が毎月支給され、生活費、車両と運転手、医療費なども支給されることになっている。

ジョコウィ氏の邸宅の建設予定地はアディスマルモ国際空港から約15分の1.2ヘクタールの敷地で、ジョコウィ氏自らが選定した場所であり、建設決定後に周辺の地価が1平方メートルあたり1千万ルピアから1千700万ルピアに高騰したという。

今年1月に任期満了後の予定をたずねられた際、ジョコウィ氏は、政治から引退し、かつて市長を務めたスラカルタ市に帰って一般市民に戻るつもりだと述べている。