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財政難に直面するWIKA、高速鉄道プロジェクトが引き金

(c) TheJakartaPost

国営建設企業のウィジャヤ・カリヤ(WIKA)は、ジャカルタ・バンドゥン高速鉄道(HSR)の建設および運営による利息負担と損失が財政問題の原因だとし、既存プロジェクトの継続に国の資本注入(PMN)を必要としていると発表した。

この財政的圧力により、WIKAは、東カリマンタンの新首都ヌサンタラの高速道路やインフラ建設など、既存のプロジェクトを国の資本注入(PMN)なしには続行できない状態にある。同社は、4月に国家予算から6兆ルピア(3億6800万米ドル)を受け取った後、来年にはさらに2兆ルピアのPMNを要求している。WIKAは5.89の高い負債比率(D/E)と昨年の7.8兆ルピアの純損失を抱えている。

WIKAのアグン社長は、「最大の負担はWhoosh(高速鉄道)プロジェクトによるもので、同社は建設段階で6.1兆ルピアを投入し、さらに5.5兆ルピアはまだ論争中である。」と述べた。