インドネシア銀行(BI)の西ジャワ支店は、西ジャワ地域での偽ルピア札の事件が前年と比較して減少しているとみられることを明らかにした。昨年摘発された偽札は2万1千枚であったが、今年は5月までの時点で5,900枚となっている。
全国データによると、一般に流通している紙幣のうち2020年から2023年の間に発見された偽札は、割合でいうと100万枚のうち5枚であったが、今年は100万枚中2枚となっているという。
BIは偽札の流通について引き続き注視しており、オンライン市場での偽札の販売を撲滅するためにインドネシア警察と協力しているという。BIは人々に常に偽札に警戒し、受け取った紙幣を見て触って透かしてみて本物か偽札か判断する方法を普及・教育していくとした。