5000人突破!ライフネシア公式LINE・登録はこちら

ジョコ大統領 新首都での執務開始を延期

ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は9日、東ジャカルタのハリム・ペルダナクスマ国際空港で開かれたイベントに出席した際に、東カリマンタン州で建設中の新首都ヌサンタラ(IKN)の新大統領宮殿での執務開始を遅らせる考えを取材陣に対して示した。

ジョコウィ氏は先月、政府機関の建物建設の第1期が完了する予定の7月からヌサンタラで執務を行うと公表していた。しかしながら、水道、電気などの基本インフラの整備が遅れていることから、新首都での執務開始を遅らせることにしたという。

記者からいつ大統領令を公布して新首都に移る予定かと質問されると、ジョコウィ氏は「急いではいない。環境が整えば8月の独立記念日よりも前になるかもしれないし、私が退任する10月以降になるかもしれない。」と答えた。ヌサンタラの新大統領宮殿の建設は92%まで完了しているが、豪雨により計画に遅れが出ている。