6月の輸出額は208億4千万米ドル、輸入額は184億5千万米ドルで、50カ月連続の貿易黒字となった。しかし、黒字額は23億9千万米ドルで4カ月ぶりの低水準となった。政府は石油生産の不足を補うために輸入を増やしており、6月の石油輸入額は前年同月比47%増と大幅に増加しており、これが黒字額の低水準につながったと見られている。
BCAの専門家は、石油産出不足が原因だが、国有石油会社プルタミナの在庫補充スケジュールにより変動する傾向があるとの見解を示している。また他の専門家は、6月の石油輸入急増は、学校休暇による移動とガソリン需要の増加による季節的な影響が一因であると述べた。