ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領の長男で、次期副大統領のギブラン・ラカブミン・ラカ氏が16日、中部ジャワ州ソロ市の地方議会(DPRD)へ辞表を提出し、正式にソロ市長を辞職した。その理由として、10月20日に行われる正副大統領就任式までの準備と説明し、規定とおりに次期大統領のプラボウォ・スビアント国防相のほか、ティト・カルナヴィアン内務相やナナ・スジャヤ中部ジャワ州知事代行の許可も得たと明らかにした。
ギブラン氏は今後、家族とともに住居をジャカルタへ移す予定で、新首都ヌサンタラの公舎には住まないことを示唆した。また就任の準備以外に、これまでに訪問したことがない場所、特にジャワ島以外を優先して訪れ、市民が抱える問題を自分の目で確かめたいと意欲を示した。