東ジャワのブロモ・テンゲル・スメル国立公園管理事務所は、ブロモ山を訪れる観光客がテントを設営することを禁止している。
現在、来訪者がテント設営とキャンプを禁止されている区域はブロモ山とその周辺の全地域が対象で、期限は定められていない。これまでもブロモ山地域でキャンプをすることは認められておらず、唯一、メンティゲン地域でのみ認められていたが、現在はここでも禁止されている。キャンプ用のインフラ設備が不十分であることなどが理由だという。
また、再生されないプラスチック容器や食べ残しのゴミが山積していることや不適切な場所で用を足した人の排泄物なども規制の要因だという。人間の行動によって引き起こされる森林火災の発生を防ぐ取り組みの一つでもあるとした。
ブロモ山は東ジャワの人気観光地で昨年の訪問者数は約36万人に達している。