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東ジャワ州で過激派組織の男を逮捕 自爆テロを計画か

国家警察対テロ特殊部隊(デンスス88)は7月31日、自爆テロを計画していたとして、東ジャワ州バトゥ市で19歳の男を反テロ法違反の疑いで逮捕した。

男は「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に所属する過激派組織「ダウラ・イスラミア」の支持者で、アプリを通じて組織に忠誠を表明し、体に爆発物を巻き付けてマラン市内の礼拝所で自爆テロを計画していたとみられる。デンスス88は、事件に関係した疑いがあるとして、男の他に数名を拘束し、詳しい捜査を続けている。また、デンスス88とジャワ州警察の合同チームが男の自宅を家宅捜索し、過酸化アセトン(TATP)と雑巾に包まれた金属片を押収した。

TATPは高性能爆薬として知られ、国内外のテロで使用された事例がある。2005年にイギリス・ロンドンで発生した事件で52人が死亡、700人が負傷し、2018年には、スラバヤの教会での自爆テロで18人が死亡した。