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EVバッテリー産業、アフリカへの展開を模索

ルフット海洋・投資調整大臣は、インドネシア産の電気自動車(EV)用バッテリーをアフリカ諸国に販売する計画を発表した。同氏は2045年までにアフリカの人口が増加し市場が拡大すると予測しており、9月にはインドネシア・アフリカ・フォーラムでアフリカ諸国とのEV協力計画を話し合う予定だ。特にケニアと南アフリカとの協力を重視している。エネルギー・鉱物資源省のアグス氏は、「EV産業においてアフリカ諸国と協力することで、アフリカの豊富なコバルト資源を共同で活用できる。」と述べた。

インドネシアは7月、韓国の現代自動車グループとLGエナジーソリューション(LGES)との合弁で初のEVバッテリープラントを開設した。毎年10GWhのバッテリーセルを生産する予定だ。インドネシアの今年のバッテリー生産は、世界全体の0.4%未満にとどまる見込みで、2030年までそのシェアは続くと予測されている。