プラボウォ次期大統領の目玉政策である「無料給食制度」が、2025年1月2日から全国規模で実施される予定だ。
ジョコ・ウィドド大統領は、8月15日に発効した大統領令第83号/2024に基づき、本制度を主導する国立栄養庁の長官にダダン氏を任命した。ダダン長官は8月19日に、「すでに8カ月間にわたるパイロットプログラムが実施されており、これを全国に拡大する計画だ。」と述べた。無料給食制度は、全国の学生数百万人に食事を提供することを目指している。ダダン氏は、プログラムの予算執行文書(DIPA)を12月の第1週までにまとめ、来年からプログラムを開始できるよう検討中だ。
本制度の完全実施には毎年460兆ルピア(約293億米ドル)以上の費用が見込まれている。無料給食制度は段階的に導入され、来年度は71兆ルピアの予算設定がされている。