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ジョコウィ大統領 9月は新首都にて執務

(c) Tempo

ヘル・ブディ・ハルトノ大統領事務局長は8月26日、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領が9月中は新首都ヌサンタラ(IKN)を拠点に執務を行う予定であると明らかにした。ヘル事務局長は、9月は新首都で視察などの予定が立て込んでいるため、国務大臣、内閣官房長官、および公共事業・公共住宅(PUPR)大臣が連携し大統領が暫定的にIKNに留まる準備中だと説明した。

報道陣からは、昨今ジャカルタで加熱している抗議活動(デモ)を回避するための措置なのかと問いかけられたが、ヘル事務局長は、大統領の予定は以前から決定していたものとして否定した。

ジャカルタでのデモは、憲法裁判所が正副知事立候補者の年齢下限を30歳と決定したのちに、DPR(国民議会)が地方首長選挙法の改正を画策しているとの観測が広がり、ジョコウィ大統領の次男カエサン氏を利する動きと非難してデモが拡大したが、DPRが憲法裁判所の決定に従うと表明したのちに沈静化し始めている。