北マルク州テルナテ市テルテナ・プラウ郡で8月25日午前3時頃、豪雨に伴う鉄砲水が発生し、住民18人が死亡、1人が行方不明となっている。国家災害対策庁(BNPB)によると、家屋25棟やモスク(礼拝所)が甚大な被害を受け、発生から3日経った28日時点でも、約400人の救助隊員による捜索活動が続いている。
自宅が被害にあったガザリ(20)さんは、「睡眠中だったが、轟音で目が覚めた。部屋に泥水が入って来ているのを見て、窓ガラスを割って、脱出した」と地元メディアの取材に対し、当時の緊迫した様子を語った。小学校や高校では避難所が開設され、当局は、引き続き豪雨や鉄砲水に注意するよう住民に呼びかけている。