アニス・バスウェダン前ジャカルタ首都特別州知事は8月29日、スポークスマンを通して西ジャワ州知事選挙に立候補しない旨を表明した。スポークスマンのサリン氏は、知事候補者としてある政党から擁立を提案されていたことを明らかにしつつ、アニス氏は最終的に当該政党からの支援申し出を受けないと決定したと述べた。政党の名前は公開しなかった。
これまで、闘争民主党(PDIP)中央理事会(DPP)のプアン会長が知事選へのアニス氏擁立について明確に肯定も否定もしなかったため、アニス氏の州知事選挙出馬が既定路線と予想されていたが、実際には闘争民主党はジャカルタ特別州知事に別の候補者ペアを擁立した。この度アニス氏が西ジャワ州知事にも出馬しなかったこと受け、困惑する支持者らに対してアニス氏は「落ち着いて」と呼び掛けた。