中国鉄道建設公社(CRCC)は、中国鉄道が全額出資する企業で、ジャカルタ・バンドゥン間の高速鉄道(HSR)プロジェクトで知られているが、バリ島初のライトレールトランジット(LRT)システム建設に参画する予定だ。
バリ政府がこのプロジェクトの管理者として指名したインドネシアのPT Sarana Bali Dwipa Jaya(SBDJ)は、地元企業のPT Indotekを主要請負業者に指名し、CRCCと連携して地元建築業者のPT Sinar Bali Bina Karyaと共同で行う。LRTプロジェクトはバリ都市鉄道開発計画の一環として、イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港、スミニャック、チャングー、ヌサドゥア、ウブドなど主要地域を結ぶ公共交通システムの導入を目指している。プロジェクトは4段階で進行し、総費用は200億ドルと予想されている。