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コメの価格高騰は生産コスト上昇が原因 国家食糧庁

国家食糧庁は、国内のコメの価格高騰は生産コスト上昇の影響を受けたものだという見解を明らかにした。

同庁は現在の市場のコメ価格が高値であると認めたが、農家が負担する生産コストも上昇しているため、農家の利益を守るには値上げもやむなしとの見解を示した。現在、コメ(もみ米)の取引価格は政府の買い上げ価格(HPP)を上回っているため、農家は十分な利益を得ているとした。それにより農家が良い苗を植えれば土地当たりの収穫量も増やすことができるとし、そうして改良しながら少しずつ田んぼの作付面積を増やすことで、後にコメ価格は比較的安定するだろうとした。

生産性を上げるためにテクノロジーなどを利用して効率化を図る必要性についても述べ、例えば肥料をドローンでまけば手作業よりも30%節約でき、広い面積に均一に肥料をまくことができるという。効率化を進めることで生産コストの削減にもつながるとした。