西ジャワ州バンドン県などで9月18日午前9時40分ごろ、マグニチュード(M)5.0の地震が発生した。
同州災害対策局によると、同県クルタサリ郡などで、住宅や礼拝所、学校など773戸が損壊し、住民82人が重軽傷を負った。クルタサリ郡のサッカー場に避難所が開設され、自宅が被害にあった住民450人が避難した。同日の午後までに、余震とみられる揺れが20回以上観測されており、当局は安全確保に努めるよう住民によびかけている。
この地震の影響で、バンドン高速鉄道「ウーシュ」を運営するインドネシア・中国高速鉄道(KCIC)は、ハリム駅~テガルアル駅間で特急列車14本を運休してレールなどの安全確認を行い、約4時間後に全線で運転を再開した。