通信情報省は10月17日、学生の約150万人がオンラインカジノを利用し、うち5万人は10歳未満の子どもだったと発表した。これは、ジャカルタで開催された公開討論会で、ブディ・アリ・スティアディ通信情報相が、2017~2024年9月14日までのオンラインカジノに関するデータを元に明らかにした。ブディ氏は、違法賭博業者が投資やゲームと見せかけて学生をだまし、ウォレット(電子財布)を悪用する新しい手口だと指摘した。
金融取引分析報告センター(PPATK)の調査結果によると、2024年は、Dana・OVO・Gopay・LinkAja・ShopeePayの5つのウォレットで合わせて720万件のオンラインカジノの取引があり、取引額は5.6兆ルピア以上に上ったという。
政府は、オンラインカジノのアカウントの凍結や金融リテラシーの普及活動など、引き続き再発防止策を講じるとしている。