国際刑事警察機構（インターポール）は10月23日、投資詐欺の疑いで指名手配中の女性インフルエンサー、アルナウラ・カリマ・プラメスティ（31）容疑者を茨木県で逮捕したと明らかにした。日本に約5カ月間潜伏していたとみられ、同月26日、南スマトラ州パレンバンへ強制送還された。
アルナウラ容疑者は2022年、配当利回り9％を謳って動画の視聴者約20人から500億ルピア以上を集め、アパレル分野への投資詐欺を行った疑いで逮捕、起訴された。有罪判決を受けたものの、控訴して一転無罪に。その後タイへ出国したが、判決を不服とした検察が最高裁判所へ上告した結果、禁固2年の有罪判決が確定した。当局が行方を追っていたが、アルナウラ容疑者は複数の国を転々とし、所在は不明なままだった。同容疑者は、2017年にもオンラインアリサン（寄合）の集金を横領した疑いで実刑判決を受け、6カ月間服役している。
