第8代大統領に就任したブラボウォ・スビアント大統領は、10月24日から27日までの間、新内閣を中部ジャワ州マゲランにある陸軍士官学校に集めてオリエンテーションを開催した。
3泊4日の合宿は「新内閣リトリート」(静養の意)と呼ばれ、プラボウォ大統領自らが就任の1カ月以上前から企画し、費用も自ら負担した。ポケットマネーで合宿開催のニュースは世間をにぎわせたが、10月28日に大統領広報室が大統領の自己資金で精算したことを認めた。
閣僚たちは、そろいのジャージを着て全員で準備体操してから山地をハイキングするなど、複数のチームビルディングプログラムをこなした。リトリートに参加した閣僚たちからは、プラボウォ新政権のビジョンとミッション、そして方向性が明確になり、すばらしいイベントだったと称賛の声が上がった。