ジャカルタ行政裁判所は10月24日、ギブラン・ラカブミン・ラカ副大統領の出馬要件を巡る闘争民主党(PDIP)の訴えを却下した。
闘争民主党は先に、選挙管理委員会(KPU)に対し、国会第2委員会(内政・法律)で協議せず、ギブラン副大統領の出馬を認めたことは違法と、副大統領資格の剥奪を求めて提訴していた。裁判官は、「この法的問題の特徴は、選挙過程の論争における範囲内とみなし、法令に基づいた判決」と述べ、原告に訴訟費用34万2,000ルピアの支払いを命じた。
闘争民主党の弁護団は、裁判所の判断を尊重するとしたものの、裁判官の病気を理由に判決日が延期され、正副大統領の就任式後に判決が下ったことや、e-Courtシステムの導入により裁判官の不在は問題がないことを挙げ、不信感はぬぐえないと見解を示した。