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住宅建設計画、予算不足に直面

住宅・居住省のシライエ大臣は、2025年の住宅建設目標は予算不足により達成困難と懸念を示している。プラボウォ大統領が掲げた年間300万戸の建設計画には約23兆ルピアが必要だとされるが、現在の予算は5兆ルピアに留まる。

2024年には1,400億ルピアの予算で約20万戸を建設したが、新予算で同目標を達成するには厳しい状況だ。コスト削減策としては、没収土地の活用で建設費を最大40%削減する方法などが検討されている。シライエ大臣によれば、2024年の予算の多くは新首都ヌサンタラのプロジェクトに充てられており、2025年の予算のうち3兆5,300億ルピアも、公務員や軍関係者向けの高層住宅を含むヌサンタラの住宅プロジェクトに使われる予定だ。

プラボウォ政権は住宅分野を経済成長の要と位置づけ、同分野がGDP成長率8%達成に向けて国家経済に25%の貢献を果たすことを目標としているが、現時点では3%に留まっている。