気象庁(BMKG)の発表によると、10月27日に東ヌサトゥンガラ州東フローレス県ララントゥカ市で、観測史上最高気温の38.4度を記録した。また西ジャワ州マジャレンカ市や中部ジャワ州スマランでも37~38度と最高気温を更新し、34.6度以上となった観測点は、ジャカルタを含め10カ所以上にのぼった。
BMKGの特別気象予報・警告チーム長のミミン氏は、「雲がなく、太陽光の照射を直接受けたことが原因。ここ数日の猛暑は、赤道上空の太陽のみかけの動きに影響されているが、この暑さはまだインドネシアの平年並みで季節変動の影響はない」と見解を述べた。またBMKGは声明で、脱水症状に注意し、野外での活動を控えるよう呼びかけている。