国営製薬会社ビオファルマは、2025年度に1.4兆ルピア分のワクチンを輸出する契約を結んだことを明らかにした。ワクチンの種類はポリオ、ジフテリア、破傷風、百日咳などさまざまで、その輸出額の合計が1.4兆ルピアになるという。
10月にブラジルで行われたWHO、ユニセフおよび43の世界的な製薬会社が出席した年次総会にビオファルマも出席した際、今回の契約が結ばれたとした。同社は2025年度の輸出目標額を3兆ルピアとしており、1.4兆ルピアはそのおよそ2分の1となる。
この契約により、ビオファルマのワクチンを接種する子どもは世界153カ国で7億人となることから、ソレ・アユビ副社長は同社の世界医療に対する貢献は素晴らしいものだと誇らしく語った。