5000人突破!ライフネシア公式LINE・登録はこちら

カエサン氏のプライベートジェット機利用 私的受領でないと結論 KPK

汚職撲滅委員会(KPK)は11月1日、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)前大統領の次男で、インドネシア連帯党(PSI)党首のカエサン・パンガレップ氏(29)が、プライベートジェット機(小型のチャーター機)を私的に受領した疑いをめぐって、その事実はないと結論づけた。KPKのヌルル・グフロン副委員長は理由について、「カエサン氏の報告を検証した結果だ」と説明した。

問題の端緒は今年8月、カエサン夫妻が訪米の際に、妻がジェット機の窓からの写真をインスタグラムに投稿したことで、プライベートジェット機の使用が明るみになった。カエサン氏は9月にKPKに自ら赴き、「友人が所有するジェット機に相乗りしただけだ」と釈明した。この発表を受けSNSでは、「KPKは解散した方が良い」や「誰かこの国の縁故主義を終わらせてほしい」といったKPKの決定に異を唱える声が多く上がった。