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火山噴火 豪州フライト欠航相次ぐ

11日9日、東ヌサトゥンガラ州東フローレス県のレウォトビ・ラキラキ山が再噴火し、火山灰が9キロメートルの高さに達した。その後も噴火によるごう音が火山口から約60キロ先まで鳴り響き、2本の溶岩流も確認されている。ヴァージン・オーストラリア航空は11月13日のデンパサール発着便をすべてキャンセルすると発表した。オーストラリアでは、カンタス航空、ジェットスター航空も全便欠航を発表した。

エネルギー鉱物資源省(ESDM)地質庁は、周辺住民に対して降灰による健康への悪影響を防ぐためマスク着用を呼びかけているほか、激しい降雨の際には火山泥流発生の恐れもあるとして注意喚起している。噴火警戒レベルは最高水準の「4」(危険・避難準備)に達しており、危険区域への進入禁止および避難など警報が発令されている。