アリファー・ファウジ女性エンパワーメント・児童保護相は12月8日、ジャカルタのスディルマン通りで演説を行い、女性の4人に1人が、身体的・性的暴力を受けた経験があると明らかにした。演説は、11月25日(女性に対する暴力撤廃の国際デー)から12月10日(人権デー)にわたって、ジェンダーに基づく暴力に反対する16日間の「UNiTE女性に対する暴力撤廃のキャンペーン」の一環で、データは「全国女性生活経験調査」を基にした。
インドネシアでは、女性に対する暴力が依然として深刻な課題となっており、同氏は「性的暴力を伴う犯罪行為に関する法律が可決され、性暴力被害者の法の傘になった」として、女性が勇気を持って発言し、行動することの重要性を強調した。一方で、犯罪を抑止するためにソーシャルメディアから子どもを遠ざけ、グループで行う伝統的な遊びを通じて相互の意識を高め、将来的に暴力事件を減らしたいと見解を述べた。