5000人突破!ライフネシア公式LINE・登録はこちら

プルタミナ子会社 廃食用油から再生可能エネルギーを生産

国営石油会社プルタミナの子会社、キラン・プルタミナ・インターナショナル(KPI)は、1日あたり6,000バレルの使用済み食用油を原料にして再生可能エネルギーとなる次世代バイオ燃料の水素化植物油(HVO)と持続可能な航空燃料(SAF)を年間30万キロリットル生産すると発表した。

KPI社は、原料の廃食用油を液体燃料に変換するグリーンリファイナリー(グリーン製油所)計画は、代替エネルギーを生み出すだけでなく、その価値を高めて地域の発展に貢献し、環境への負荷を軽減するとして同社が取り組む公約だとした。

昨年12月、KPI社は廃食用油を取り扱う企業との間で中部ジャワのチラチャップにあるグリーン製油所の原料供給に関する基本合意書を締結した。
この計画は環境に優しい新たなエネルギーを提供するだけでなく、温室効果ガスの排出と大気汚染の削減にも大きな役割を果たすとした。