プラボウォ・スビアント大統領は12月17日、エジプトを訪問し、シシ大統領と二国間会議を行った。両国は、再生可能エネルギー、パーム油、リン酸肥料、農産物など戦略的な分野における二国間貿易や投資の価値を高めることで合意した。プラボウォ大統領はまた、エジプトがヨーロッパ、アフリカ、地中海市場へのインドネシア製品を流通させる玄関口となり、一方でインドネシアは東南アジア諸国連合(ASEAN)へエジプト製品を流通させる玄関口になるとして、互いの立場を活用する重要性を強調した。
プラボウォ大統領は19日、第11回発展途上8カ国サミットに出席した。同サミットは、イスラム諸国の経済関係強化と貿易促進を目的に、イラン、インドネシア、エジプト、トルコ、ナイジェリア、パキスタン、バングラデシュ、マレーシアの8カ国が参加し、インドネシアは2026年に議長国を務める予定。