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ルピア急落にプルタミナ「想定内」

エネルギー最大手で国営企業のプルタミナは12月19日、為替市場でルピアが急落していることについて、石油輸入などエネルギー調達への影響は心配していないとの見解を示した。同日午後の為替相場は1.34%または215ポイント下がり1米ドルあたり1万6,312ルピアまで下落して終了。

プルタミナ社の広報責任者は、インドネシア銀行と連携して為替相場の調整など価格安定化のための金融セクターでの取り組みを含め、為替の変動に備えてさまざまな緩和策を講じてきたと説明した。また、原油および燃料の取引はスポット価格に従うため事業への影響は心配ないと述べた。国民に対しては、現時点で国内のエネルギー供給は安定しており、ガソリン価格上昇の心配は無用と呼びかけた。

子会社のキラン・プルタミナ・インターナショナル主導で6カ所のプルタミナ製油所に対策委員会を設置。処理能力目標を日量93万バレルに設定し、17日分の原油在庫を準備した。