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世界初の試みとなるインドネシア産ハラール食品・飲料の自動販売機

(c) liputan6.com

在東京インドネシア共和国大使館には、インドネシアで生産されたハラール食品・飲料を販売する自動販売機が設置されていることをご存知だろうか。同自動販売機は、日尼外交関係樹立65周年を記念する活動の一環として2023年に設置された。

貿易省のディディ・スメディ国家輸出開発局長は「インドネシア政府は、食品、ファッション、医薬品、化粧品などの分野を中心に、インドネシアのハラール製品の輸出を促進し、世界のハラール市場の中心になることを目指しています。自動販売機の設置は、ハラール製品の輸出増加に向けた革新的な一歩です」と述べている。在東京インドネシア共和国大使館のジョン・チャヤント・ブスタミ公使は「この自動販売機は、一国の特定商品のプロモーションのために誕生した日本初、世界初の自動販売機です。あらゆる製品を自動販売機で販売・マーケティングする自動販売機大国である日本で、自動販売機を通じてインドネシア製品を販売することは、より幅広い消費者にリーチする効果的な方法だと考えています」と述べた。

インドネシアのスナックの対日輸出額は、2021年には3,434万米ドル、2022年には4,417万米ドルと増加傾向にある。訪日ムスリム観光客の増加、万国博覧会の開催など、新しいビジネスチャンスの訪れが期待される。