観光省のウィディヤンティ大臣は、世界遺産にも認定されているバティックの伝統文化を若い世代が受け継いでいくよう呼びかけた。
大臣は1月23日に伝統的なギリヨロ・バティックの生産地、ジョグジャカルタ特別州バントゥル県を訪れて工房を見学した際、精密なバティックを描く職人の技法を素晴らしいと称賛し、若い世代にもその技法を伝授してバティック文化の伝統を守ってほしいと語った。バティックは輸出することで外貨を得て地域経済を支えることができ、また若い世代がバティックを着ることで産業を支えることにもなるとして、バティック文化は受け継がれなければならないと述べた。
バントゥル県ウキルサリ村のギリヨロ・バティック集落は、2024年に国連の世界観光機関によりベストツーリズム・ビレッジに認定されている。