5000人突破!ライフネシア公式LINE・登録はこちら

ご存じですか? 店選びの参考にもなるミーアヤムのカキリマの色の意味

 レストランから路上のワルン(屋台)、家の前を通るカキリマ(移動式屋台)まで、あらゆる場所で食べられる国民食ミーアヤムは、インドネシアに伝わった中国料理から派生した料理。当初は豚肉が使われていたが、鶏肉に置き換えられインドネシア全土へ広がった。時の流れとともにミートボール、鶏足、キノコ、餃子などのさまざまなトッピングを追加したものや、着色した麺を使用したカラフルなミーアヤムなどが生まれてきた。多種多様なミーアヤムがあるなかで自分好みの味をみつけたらカキリマの色をチェックしてみよう。

 一般的にミーアヤムのカキリマの色は、店のオーナーの出身地を示すと言われている。青と茶色はウォノギリを中心とした中部ジャワ地域、緑は西ジャワ地域を指す。ウォノギリのミーアヤムは、通常スパイスが多く使われていて、もやしが入っていないのが特徴。ミーアヤム店のオーナーは各々、代々受け継がれてきたレシピや独自に開発したレシピを持っていて、必ずしもオーナーの出身地が味に直結しているわけではないので一概にはいえないが、前述のような中部ジャワ風のミーアヤムを好む方は、青と茶色のカキリマを選べば、好みのミーアヤムに出会える可能性は高まる。屋台選びに不安のある方は、ミーアヤム協会のロゴの掲示の有無をヒントにしても良いかもしれない。