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ジョコウィ前大統領経歴詐称疑惑 弁護団「卒業証書提示の用意ある」

第7代大統領を務めたジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)氏の弁護人を務めるヤク・ハシブアン氏は4月14日、同氏の卒業証書が偽物であるとの疑惑を否定し、裁判所から指示があれば卒業証書の原本を提示する用意があると述べた。一方で、裁判所など正当な権限を有する法的機関から要求されない限り、卒業証書を公開することはないと述べた。ヤク弁護人によると、これまですでに3回にわたってジョコウィ前大統領の卒業証書が偽造だとする指摘について法廷で争った経験があり、いずれの裁判も原告側が敗訴している。

別の弁護人は、ジョコウィ前大統領の経歴が詐称であるとの訴えは根拠がなく、同氏の名誉を棄損するものであるとして法的措置を検討中だと明らかにした。さらに、ガジャマダ大学および選挙管理委員会(KPU)が卒業証書の信憑性について検証済であると付け加えた。