ジャカルタ州のプラモノ・アヌン知事は4月24日、同州政府職員に対して毎週水曜は公共交通機関の利用を義務付けると発表した。この新しいルールによって、原則としてすべての政府職員は今後、水曜は公用車を利用できず、トランスジャカルタ、MRT、LRT、KRT、その他バス、フェリーといった公共交通機関で通勤および公務と行うことになる。
病気、妊娠、障がいなど特別な事情がある場合はルール適用外となる。職員は所属部署のソーシャルメディア上で通勤方法などを証明し報告する必要があり、各部署の責任者は、職員がルールを順守しているか監督する責任を負う。また、ジャカルタ州政府はこの新政策に対する支援の一環として毎週水曜は公務員(政府職員)への運賃無償化を行う。
プラモノ知事は、この新ルールを通じて地域社会全体で公共交通機関の利用が促進され、渋滞の緩和や環境意識の向上を期待している。