トランスジャカルタ(バス高速輸送システム)は4月28日、ジャカルタ近郊エリア(ジャボデタベック)においてバス運行路線の拡張計画に言及した。路線の新設が検討されているのは、ボゴール、デポック、タンゲランで、この度6路線が試運転を行った。
トランスジャカルタ社広報部は、これらのルートを正式に採用するかどうかについてはまだ検討段階で、その評価のために試運転を行ったとコメント。検討中の新路線はデポックのサワンガン~ルバック・ブルス間など。試運転中のバスを目撃した市民らがその様子をソーシャルメシアに投稿したことで話題を集め、新路線への期待が高まった。
以前からジャカルタ首都特別州のプラモノ・アヌン知事は同州交通局長およびトランスジャカルタ社長にブカシやボゴールへの路線拡張を求めており、これまでアクセスが困難だったエリアと首都圏を結ぶ交通網構築の必要性を強調している。