世界的な抹茶ブームが続くなか、飲み物やデザートだけでなく、抹茶を使った創作料理を販売する店が続々と登場している。
ジャカルタのグランドインドネシア内のラーメン店「Ramen Girl」はコーンとバターをトッピングした鶏白湯麺にプレミアムグレードの抹茶を加えた「抹茶白湯麺」を発売。スープを飲むと意外にも最初は鶏ガラスープの味しか感じられない。麺にも抹茶の味は染み込んでいないが、飲み込んだ後に口内に確かに抹茶の風味が残る。西ジャワ州Bandungのサテ屋台「Sate Sate Acan」では、通常はキノコのソースと一緒に提供されるTaichanサテに、クリーミーな抹茶ソースを添えた「Taichan抹茶」が販売され話題になっている。オリジナルのサテか、小麦粉をまぶしたカリカリのサテから選べる。東バンドン州Cileunyiの「Kedai Seblak Giur」では抹茶をかけた「seblak抹茶」が食べられる。具材はkerupuk (揚げせんべい)、練り物、春雨、野菜などといたって普通で、最後に点てた抹茶を加える。
その他にもTikTok上では小麦粉に抹茶を混ぜて作った衣をつけたアヤムゴレンや、麺のスープに抹茶を混ぜて作ったバンドン名物の麺料理mie tek tekなどが紹介されている。