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尼馬両国、対米関税問題にASEAN連携で対応

インドネシアとマレーシアは、米国による相互関税問題などへの対応において、国内の強化とASEANにおける両国の役割を最大限に活用することで合意した。

マレーシアのアンワル・イブラヒム首相とインドネシアのプラボウォ・スビアント大統領は27日、共同声明を発表。両国は、グローバルな課題への対応として、相互投資の促進で一致したと述べた。

アンワル首相は、対米関税問題を含む国際問題への対応策として、「我々の強みは国内の強さ、二国間関係、そしてASEAN連携だ」と強調。プラボウォ大統領との緊密な連携を継続し、米国との相互関税交渉においても連携を深めていくとした。

両国間の貿易額は2024年に255億ドルに達し、前年比4.5%増加している。インドネシアはマレーシアにとって世界6位、東南アジアでは2位の貿易相手国である。