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国家警察、国産企業と連携し警察ロボット開発

インドネシア国家警察(Polri)は、IT企業PTサリ・テクノロジー社と連携し、警察ロボットの開発を進めている。開発中のロボットには、K9(犬型)ロボットと人型ロボットが含まれる。K9ロボットは、AIを搭載し、極端な気象条件下でも8時間稼働可能である。人型ロボットは顔認証機能を備え、治安維持に役立つよう開発が進められている。

国家警察監察総監デディ・プラセッティョ警察中将は、これらのロボットが将来的に警察の業務を支援すると述べた。高リスク現場での活動に投入され、人身事故の削減と捜査精度の向上に貢献する計画である。なお、現時点では開発初期段階であり、今後、先進国からの技術導入も検討するとしている。同氏は、国産企業との連携は、若手技術者の育成にもつながると強調した。