ジャカルタ中心部4区で進められている8カ所の排水路建設工事が、2025年7月末の完了を目標としている。 ジャカルタ中心部下水道局(Sudin SDA Jakarta Pusat)が明らかにした。
この工事は、排水能力の向上と洪水リスク軽減を目的とする。既にメンテン区(Jalan Diponegoro)など一部区間は完成している。スネン区ではKwini I通りなど4カ所、サワ・ブサール区ではKartini IV Dalam通り、クマヨラン区ではSerdang通りとSumur Batu通りの2カ所で工事が継続中である。
工事は2024年の地域開発計画会議(Musrenbang)での住民提案に基づき実施されるもので、当初は一部住民からの反対もあったものの、説明を経て理解を得られたという。 工事は都市景観にも配慮し、例えばJalan Diponegoroでは撤去された歩道が元の状態に復旧される予定だ。 技術的な問題や悪天候がなければ7月末に全工事が完了する見込みである。