シンガポール系の宿泊事業者アスコット・リミテッドは、2025年上半期にインドネシア国内で8件の新規物件を契約し、合計1,000室超を主要都市に追加した。これにより、バタム、北スマトラ、バリ、バンドン、ボゴール、タンゲランなどでソマセット、オークウッド、シタディーン、Yello、Foxといったブランドの展開を強化する。
アスコットは多様な宿泊形態と柔軟な運営モデルを採用し、短期・長期滞在のいずれにも対応可能な施設を拡充。国内の観光回復と政府の投資を背景に、地域密着かつグローバル基準のサービスで競争力を高める。
同社は2028年までにインドネシア国内で130物件の運営を目指しており、今後も成長市場への注力を続ける構えだ。