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不衛生なゴミ処理が新たな疾病を招く

インドネシア、バンテンのタンゲラン市において、不適切なゴミ処理が新たな疾病の発生原因となっていると、同市保健局(Dinkes)が発表した。

Dinkes局長のディニ・アングラエニ氏によると、不衛生なゴミは、コレラ、レプトスピラ症、腸チフス、ペスト、赤痢などの細菌感染症、A型肝炎や胃腸炎などのウイルス感染症、さらに回虫や鉤虫などの寄生虫感染症を引き起こすという。

ゴミは、蚊やゴキブリ、ハエ、ネズミといった病気を媒介する動物の繁殖場所にもなり、間接的な感染経路となる。

タンゲラン市環境局(DLH)のワワン・ファウジ局長は、有機物と無機物の分別、マイバッグの利用、そしてリサイクルへの参加を呼びかけている。個人の小さな行動が、持続可能な環境の実現に繋がるとしている。