インドネシアのプラボウォ・スビアント大統領は、強大な軍事力こそが国家の独立と主権維持に不可欠だと強調した。8月10日、西ジャワ州バトゥジャジャルにある陸軍特殊部隊訓練センターで行われた軍事パレードで述べたもの。同大統領は「強大な軍隊なき独立国家は存在しない」と断言。
平和を愛し戦争を望まないものの、歴史は国家の隆盛が常に脅威に晒されてきたことを示していると指摘。憲法を遵守する大統領として、国家防衛の強化、領土・主権・資源の保護に全力を尽くすとした。パレードには、アグス・スビヤント統合軍司令官、リストヨ・シギット・プラボウォ国家警察庁長官、スジャフリー・スジャムソエディン国防相らも出席した。 新師団長6名、旅団長20名、地域開発大隊100名の任命式も行われた。