ジャカルタ州政府は、首都圏南部のTBシマトゥパン地区で深刻化する交通渋滞に対し、短期・中期的な対策を強化する方針だ。プラモノ知事が関係者会議を開き、解決策の策定を指示したと特別補佐官副調整官のユスティヌス・プラストウォ氏が8月23日明らかにした。
州政府は、進行中のインフラ工事を全面的に評価し、関連企業に作業加速を指示した。高速道路出入口の開閉を中央政府と調整する。ボトルネック箇所では歩道を一時的に車道として活用し、交通容量拡大を図る。警察や運輸局など関係機関との連携を強化する。また、ナビゲーションサービスと協力し、交通情報や代替ルート提供を進める。長期的な解決策として、主要交差点でのアンダーパスや高架橋建設も検討する方針。