インドネシア国家警察犯罪捜査局サイバー犯罪捜査局は8月25日、国際的なオンライン賭博サイトのネットワークを摘発したと発表した。ジャカルタ北部で顧客サービス管理者ら3人を逮捕し、オンライン賭博の撲滅に向けたコミットメントを強調した。
逮捕された3名の容疑者は、「Slotbola88」「Inibet77」「Rajaspin」といったオンライン賭博サイトで、顧客サービス管理者や運営責任者として活動していた。これらのサイトはインドネシアを含む複数の国の利用者を対象としていた。
サイバー犯罪捜査局第1課長のリズキ警察大佐によると、今回の摘発は、2025年7月にディ・ジョグジャカルタ特別州警察がオンライン賭博の利用者5人を逮捕した事件の捜査拡大によるもの。3容疑者は8月20日に逮捕され、同21日から同局の拘置施設に勾留されている。
警察は、情報電子取引法、資金移動法、刑法、およびマネーロンダリング防止法などの容疑で捜査を進める。
