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中国・インドネシア、金融協力強化 現地通貨・QR決済推進

中国とインドネシアは、現地通貨取引(LCT)と国境を越えたQRコード決済を通じた金融協力を強化する。両国の中央銀行は、連携強化に向けたキャンペーンを実施した。

中国人民銀行(PBOC)の潘功勝総裁は、両国の政治・経済関係が金融協力の強固な基盤になると指摘。今後、決済システムの連携推進、LCTの利用拡大、資本市場の発展、デジタル通貨への注視を提案した。

インドネシア銀行(BI)のペリー・ワルジヨ総裁は、LCTの取引額が他の貿易相手国を大きく上回っており、さらなる増加に期待を示した。また、国境を越えたQRコード決済が両国の経済・貿易発展に新たな推進力をもたらすと強調した。

中国の王路同駐インドネシア大使とペリー総裁は、ジャカルタと北京からそれぞれ新QR決済コードで買い物をするデモンストレーションを行った。
両中央銀行は今年5月、二国間現地通貨取引の協力枠組み構築に関する覚書(MOU)を締結していた。