産業省、バティック振興へシティラン開催

インドネシア産業省は10月12日、ジョグジャカルタで「バティックシティラン2025」を開催すると発表した。環境配慮型バティック産業の振興と国際競争力強化が狙いである。

アグス・グミワン・カルタサスミタ産業大臣は、バティックが文化遺産であると同時に、雇用創出や輸出拡大、国家アイデンティティ強化に貢献する戦略的産業であると強調した。同省は中小企業を含むバティック産業の品質向上や環境技術導入を支援する方針を示す。

国民バティックデーに合わせ、5㎞と3㎞の2部門が設けられ、プロランナーや一般市民ら2000人の参加が見込まれる。コースはフレデブルク要塞をスタート・ゴールとし、マリオボロ通りを巡る。